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WT1ペプチベータによる樹状細胞療法

WT1ペプチベータの導入で、治療対象の拡大および治療効果の向上を目指します

2014年9月1日からWT1ペプチベータ「MACS® GMP PepTivator® WT1」(以下、「WT1ペプチベータ」)による樹状細胞ワクチン療法の提供を開始いたします。
WT1は白血病やほとんどの固形腫瘍で産生されており、アメリカ国立がん研究所(NCI)が第1位にランクしたがんの抗原(免疫の目印となるタンパク)です(※)

WT1ペプチドの働き

※ 文献 1) Jpn. J. Clin. Oncol. 2010;40:377-387 、2) Clin Cancer Res 2009;15:5323-5337

複数の経路でTリンパ球の抗腫瘍活性を増強します

WT1ペプチベータのペプチドは樹状細胞のMHCⅠとMHCⅡ2種類の経路でキラーT細胞 (CTL)とCTLのがん細胞への殺傷力を増強するヘルパーT細胞を活性化します。

WT1ペプチドの働き

患者さんの白血球の型によらず、樹状細胞ワクチン療法が可能となります

これまでより何種類もの人工抗原ペプチドを用意しておりましたが、患者さんの白血球の型(HLA型)によっては適合するものがなく、樹状細胞ワクチン療法が実施できないケースもありました。
今回導入するWT1ペプチベータは、WT1タンパクの全配列をカバーするよう設計された、アミノ酸配列が異なる100種類以上のペプチドの混合物です。よって、患者様の白血球の型(HLA型)を問わず、WT1を使った樹状細胞ワクチン療法が可能となります。

アフェレーシスを使用しない採取法で患者さんの身体的負担を軽減します

当クリニックでの樹状細胞ワクチン治療の採血は患者さんの身体の負担が大きいアフェレーシス(成分採血)を使用しておりません。少量の採血で済むため、患者さんの身体の負担は少なくて済みます。

CAT療法・活性NK細胞治療との相乗効果が期待できます

当クリニックでは従来から、樹状細胞ワクチン治療とCD3-活性化自己リンパ球療法(CAT療法)・高活性化NK細胞療法(NK療法)の併用を行ってまいりました。
樹状細胞はキラーT細胞やヘルパーT細胞にがんの抗原情報を与えて指示して抗腫瘍効果を高めます。抗原を提示しないがん細胞も攻撃できるNK細胞治療との併用で相乗効果が期待できます。
今回のWT1ペプチベータの導入で、より多くの患者さまに効果的の期待できる併用治療を受けていただけるようになりました。

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